カンパーニュのレシピ
パン作りに慣れてきて、ひととおり作れるようになってくると、やっぱり挑戦したくなるハードパン。今回は粉の味がしっかりわかるとってもシンプルなカンパーニュを作ってみました。材料もシンプルで、脂質も少ないリーンなパンです。
砂糖も油も入っていないリーンなパンです
使用する材料
材料A
- 全粒粉 ・・・ 125g
- 強力粉 ・・・ 100g
- 薄力粉 ・・・ 25g
- モルトパウダー ・・・ 1g(無くても良い)
- 塩 ・・・ 4g
- ドライイースト ・・・ 1g
- 水(25℃くらい) ・・・ 185g
※強力粉と薄力粉は準強力粉125gで代用可能
作り方
ボウルにAを入れて泡立て器でよく混ぜる。
水にドライイーストを溶かしてAと合わせ、ヘラやカードなどで粉気がなくなるまで混ぜる。混ざったらラップを掛けて20分程休ませる。
生地を四方から摘んでたたみ、最後に裏返す。終わったらラップを掛けて再度20分休ませる。このパンチ作業を5回繰り返す。
5回のパンチ作業が終わったらラップを掛けて、冷蔵庫で12〜15時間ほど低温長時間発酵させる。目安としては、生地が大体2倍くらいになります。
一次発酵が終わったら、生地の温度が18〜20℃位になるまで復温させる。オーブンの発酵機能や暖かければ室温でもOKです。
復温したら生地に打ち粉をして麺台に出す。軽く伸ばして三つ折りにし、方向を変えてもう一度三つ折りにする。最後に軽く形を整え、ボウルを被せて20分休ませる。
STEP6同様に軽く伸ばして三つ折りし、方向を変えて再度三つ折りする。閉じ目を摘んでしっかり留めて、両手で優しく包みながら生地の表面を張らせる。
粉を振るっておいた発酵カゴに生地を閉じ目が上になるように入れて、発酵カゴごとボウルに入れてラップを掛ける。
そのまま生地が1.5〜2倍位になるまで二次発酵させる。
二次発酵の間にオーブンを250℃に予熱する。その際、天板と耐熱ボウル(耐熱ボウルはオーブンにスチーム機能が無い場合)も一緒に予熱する。
二次発酵が終わったら生地をクッキングシートの上に取り出して、カミソリやナイフで十字にクープを入れる。(深さは3~4mmくらい)
クッキングシートごと予熱しておいた天板に移し、耐熱ボウルを被せて250℃のオーブンで10分焼く。(スチーム機能がある場合は耐熱ボウルは被せず、スチームありで10分焼く)
その後一度取り出してボウルを外し、今度は230℃で25分焼いて完成。(上面が焦げそうな場合は途中でアルミホイルを被せる)
噛むほどに味わい深いパンです
焼きたてのカンパーニュの香りで思わず笑顔になるくらい良い匂い。表面はバリっと、中はもっちりでしっかりとした食感です。シンプルな配合なので粉の味がよくわかります。砂糖も油も入っていないので、まさにボディメイク向きのパンですね。
大事なのは生地の温度管理。仕上がりに大きく影響するので温度計があると便利です。出来上がりまでに時間はかかりますが、食べた時の美味しさは格別です‼︎
時間はかかりますが作業は簡単ですよ!
レシピの栄養情報(1人前 1/6スライス)
- エネルギー 146kcal
- タンパク質 5.2g
- 脂質 0.6g
- 炭水化物 29g
主に小麦粉と水というシンプルな材料で作るリーンなパンなので、主食として安心して食べられます(食べ過ぎには注意ですが)。全粒粉も50%配合されているのでGI値も抑えられ、且つ栄養価が高いこともボディメイクには嬉しいですね。
おうちカンパーニュを楽しみましょう♪
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